もう着ない冬服を捨てました。
ついでに衣類の入っていた収納も2つ捨てました。
私の父は、80歳の元祖ミニマリスト。やっと時代が追いついてきた!
私の父は、今でいうミニマリスト!!
やっと時代が追いついてきた!そんな感じの80歳のお爺さん。
暇さえあれば家じゅうの整理整頓をして、要らないものを処分し、お掃除をする。
ガーデニングもライフワークなので、見事な花々や野菜を育てる。
年季の入ったベテランミニマリストは自分の家にとどまらず、ご近所までを…片付けていく。
自分の家の前から見える範囲は自分のテリトリーと決めているらしく、自分のテリトリーの落ち葉を掃き、片付け、雑草を抜く。そして、道路脇のスペースに花を植え、水やりをする。
「誰かから感謝されたい」とか、これっぽちも思っていないらしく、やりたいからやる。
いや~立派だ!立派な人だ!
家族でなければそう思うだろう(>_<)
なにせこのミニマリストお爺さん、人の意見は全く聞かない!
ただ、自分のテリトリーがゴチャついてるのが許せない!
そのモチベーションで、家の中だろうと近所のテリトリーだろうと、ゴチャついているところを自分の気の済むように片付けていく!
私の育った家のリビングは、テレビとこたつとゴムの木だけ
…なので、私の育った家のリビングは、テレビとこたつとゴムの木だけ。
冬になったらこたつ布団がかけられ、春になったらこたつ布団が片付けられる。
その何もない空間は…リビングに何か出しっぱなしにしてると、各自の個室に自動に返却されるシステムが導入されてた。
手っ取り早く言えば、ブンッと個室に放り返される!
自動返却!それがミニマリストお爺さんの初手の作法!
ちょっと位、散らかっているほうが落ち着く!!
後で使うのにー
、
クレームをつけようなら、ブーメランで返って来るので、家族の誰もがミニマリストお爺さんの好きなようにさせて平和を選ぶ。
自分の正論
そうです!そうです!リビングは家族のスペースですよ!わかっています!
そうなると常に敵なし!ごちゃつきもなし!
スッキリした家はミニマリストお爺さんの働きのおかげだった
ミニマリストお爺さんは”ゴミ袋をヒラヒラさせながら突然各所に現れて片付けだす”という荒業も持っている!
いらないもの捨てるぞー
もう なんか言ってる
無条件降伏宣言しているので、
あっ それも捨てていいよ
家族はミニマリストお爺さんの退場をじっと待つ。
そんなミニマリストお爺さんの活躍で、家はいつもホテルのようにスッキリしていた!
横暴な片付け反対!
とは思っていたが……。
そんなモノクロ、結婚して気が付きます!
あらっ私片付けられない……。
そうだった、あのスッキリした家はミニマリストお爺さんの働きのおかげだったんだと……。
片付けたことないけど、片付けたい!
ミニマリストお爺さんがブンブン捨てる姿を見ていたので
あんな風にはなりたくない!
私は、ものを大事にしながらスッキリした片づけをしよう!と思ってた。
試行錯誤すること幾年月。
ある日、結論が出たんです!
さらにドンドン捨てる、気づいたら、私もミニマリストお爺さんの後継者
丁寧に片付けるとか上等なコトは、かったるくて出来ない!
よし!捨てよう!
ドンドン捨てよう!捨てたらスッキリしたじゃないか!
あらっデジャブ!!誰かにそっくりだ!
気がついたらモノクロ、ミニマリストお爺さんの後継者になってたのです。
生きていくための荷物は少ない。身軽に生きていこう!
私の母は二度の脳梗塞で長い間、病院や施設で暮らしてたんです。
母の持ち物は、どこの病院でも施設でも、小さなロッカーとベット脇のコロ付きの収納ワゴンに収まるだけの僅かな物だけ。
生きていくための荷物は少ないのです。
母を看ながら思ったものです。
私も、沢山の物は要らない。
身軽に生きていこう!
年老いた親の背中を見る、そして亡くした親の背中も思い出す。
さあ 大量の写真の処分を今年中にやろう!!
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